こんな疑問を持つ投資家も多いはず。
僕の投資基準は、
いわゆる、「優良企業を安く買い、長く持つ」戦略を基本にしています。

僕は『投資の神様』ウォーレン・バフェットを尊敬していて彼に関する書籍をたくさん読んだ。そして実際に彼の投資を真似してみてから3年で約300万円ほどの利益を得ることができた。少ないと思う人もいるだろうがこれから複利の力でどんどん増やしていく予定だ。
これから紹介するのはバフェットの投資方法をもとに、実際に僕がやっていて利益を得ている投資方法だ。ぜひ参考にしてみてほしい。
本記事では、僕が考える長期投資に適した企業の見極め方と、実際の投資判断基準を詳しく解説します!

📌 1. 長期投資に適した企業の条件
長期投資で成功するためには、**「10年後、20年後も成長し続ける企業」**を選ぶ必要があります。僕が長期投資に適した企業だと考える条件は、以下の2つです。
✅ ① 競争優位性がある企業(経済的な堀)
競争優位性がある企業とは、他社が簡単に真似できない強みを持つ企業のこと。
このような企業は、景気変動や市場の変化にも強く、長期投資において非常に魅力的な投資対象となります。
競争優位性を持つ企業は、「経済的な堀(Economic Moat)」と呼ばれる強みを持っています。
ウォーレン・バフェットも、「広く深い堀(Moat)」を持つ企業への投資を重視していることで有名です。
ここでは、競争優位性を構成する5つの主要な要素を紹介します。
📌 競争優位性の例
- ブランド力 →(例:Apple、ディズニー)
📌強力なブランドを持つ企業は、価格競争に巻き込まれにくく、顧客が継続的に製品・サービスを購入する - 特許・技術力 →(例:エヌビディア、レーザーテック)
📌 他社が簡単に真似できない独自の技術や特許を持つ企業 - ネットワーク効果 →(例:Amazon、Google、メタ)
📌 利用者が増えれば増えるほど価値が高まるビジネスモデルを持つ企業 - 規模の経済 →(例:トヨタ)
📌 企業が大きくなるほど、コストを下げられるビジネスモデル - 高いスイッチングコスト→(例:マイクロソフト)
📌 顧客が一度導入すると、別の企業に乗り換えるのが難しくなる仕組みを持つ企業
競争優位性のある企業は、市場シェアを維持しやすく、景気の波に左右されにくいのが特徴。
長期投資において、まずこの点を重視します。

競争優位性がある企業は、長期的に成長し続ける力を持つ。ブランド力・ネットワーク効果・特許技術などの強みを見極め、他社が簡単に真似できないビジネスモデルを持つ企業を探そう
✅ ② 株価が大きく下がり、期待収益率が高いもの
競争優位性があっても、割高な株価で買ってしまえば、長期間報われない可能性がある。
だからこそ、「優良企業を割安な価格で買う」ことが重要。
私の投資基準では、以下の2つの状況を狙います。
📌 買いのタイミング
- 市場全体が暴落した時(リーマンショック、コロナショック級)
- 個別企業の一時的な悪材料で大きく売られた時(業績悪化・不祥事・市場の過剰反応)
このような状況では、一時的に株価が大きく下がるが、長期的には回復する企業が出てきます。
そのタイミングで買うことで、高い期待収益率を確保できるのです。

競争優位性を持つ企業が何らかの一時的な理由で株価が下がったときに投資することで高い期待収益率を見込める。
📌 2. 具体的な投資基準|何を見て判断するのか?
✅ ① 財務の健全性
競争優位性があっても、財務が脆弱だと長期投資には不向き。
安定して成長できるかを判断するため、以下の指標をチェックします。
指標 | 理想値 | 理由 |
ROE(株主資本利益率) | 15%以上 | 高いほど資本を効率的に使って利益を上げている |
営業利益率 | 10%以上 | 利益率が高いほど競争優位性がある証拠 |
自己資本比率 | 50%以上 | 借金に依存せず、財務が安定している |
フリーキャッシュフロー(FCF) | プラス | 継続的にキャッシュを生み出せるか |
→ 競争優位性のある企業は、基本的に財務も安定している!
✅ ② 割安かどうかの判断
株価が下落していても、割安とは限らない。
「本当に今が買い時なのか?」を判断するため、以下の指標を確認します。
指標 | 割安の目安 | 理由 |
PER(株価収益率) | 15倍以下 | 収益に対して株価が安いか |
PBR(株価純資産倍率) | 1.5倍以下 | 企業の資産価値に対して株価が割安か |
PSR(株価売上倍率) | 3倍以下 | 売上高に対して割安か |
これらの指標が適正水準以下で、将来的な成長が期待できる場合、買いのチャンスとなります。

これらの指標から数年後の株価と期待収益率を予測し、自分が望む収益率が得られそうなときに投資を行うんだ。
詳しくはこちらの記事を見てくれ。
📌 3. 長期投資の実践例
✅ ① S&P500・インデックス投資
市場全体が大きく下がったとき、S&P500(VOO・VTI)を積み増すのも有効な戦略。
歴史的に、S&P500は暴落後に必ず回復してきたため、長期投資の王道と言える。

これに関しては毎月定額をドルコスト法で積立投資している。
極端に下がったときには積立額を増やそうと考えている。
✅ ② 個別株の長期投資(実例)
例えば、コロナショック時の2020年に、エヌビディア(NVDA)が一時急落しましたが、その後、AIブームの波に乗り、株価は数倍に成長。
このように、短期的な市場の動揺で売られた競争優位性のある企業を拾うことで、大きなリターンを狙える。

しっかり企業を分析し急落したときに勇気を出して投資することができれば大きな利益を得ることができるんだ。
📌 4. まとめ|長期投資に適した企業の見極め方
- ✅ 競争優位性(ブランド・特許・ネットワーク効果)がある企業を選ぶ
- ✅ 株価が大きく下がったタイミングで買う(市場全体の暴落 or 個別企業の悪材料)
- ✅ 財務の健全性をチェック(ROE・利益率・自己資本比率・FCF)
- ✅ 割安かどうかをPER・PBR・PSRで判断
- ✅ 長期視点で、S&P500や成長企業を安く買い、長く持つ

競争優位性のある企業を、安く買って長期保有する。
これが僕の投資基準であり、長期投資で資産を増やすための最適な戦略だと考えている。短期の値動きに惑わされず、本質的な価値を見極めることが、成功へのカギだ!
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